先週、とある不動産業者様よりお電話があり、パソコンの画面に日頃見慣れない表示が出ているので、見に来てほしいというご相談を受けましたので、お伺いしてきました。

コンピュータウイルスの感染?ハードディスクの故障?など色々なことを考えながら向かいましたが、不具合の原因はそれらのいずれでもなく、他のことにありました。


Microsoft Update
そのパソコンは WindowsXP Home Edition で CPU は セレロン、メモリーは 512 MB と、いたって普通のパソコンで、約3年前にご購入されたものだそうです。

コンピュータウイルスやセキュリティにもご関心が高く、ファイアーウォールなどの対策ソフトもきちんとインストールされていて、Windows Update もきちんとされていました。

ところが、自動で更新の通知が初期設定で無かった少し前の Microsoft Offce(Word, Excel, Powerpoint等)をお使いになられており、Microsoft Office 関係のアップデートをほとんどしておられませんでした。案の定、今回のいつもと違う表示も、Microsoft Word 関係でした。

Microsoft Office(Word, Excel, Powerpoint等)の修正プログラムのアップデートは、以前は Office Update (http://office.microsoft.com/officeupdate/maincatalog.aspx?lc=ja-jp)で行われていたのですが、現在では、Windows Update と統合された Microsoft Update (http://update.microsoft.com/microsoftupdate/) 経由で行う方が手軽です。

また Microsoft Update にすると、新たな修正プログラムが掲載された時に、自動的に通知してくれるようになります。 Windows Update と同様ですね。

Windows Update は Windows の OS に関する部分のみ、 Office Update は Microsoft Office に関する部分のみの修正プログラムでしたが、Microsoft Update はその二つを一つに統合したようなものになります。便利ですね。

ソフトウェアは、日々修正されながら進化しているので、何か不具合が発生した際には、そのソフトウェアの提供元の Web サイトを訪れて、アップデートプログラムが提供されていないか、お確かめになるといいでしょう。